ピッツァのデリバリー(宅配)事業、シカゴピザファクトリー。私達は現在、大阪北部エリアを中心に4店舗のFC加盟店を店舗展開しています。
「何故、創業事業としてこの事業を選んだのか?」そんな疑問を持たれるかもしれません。
その理由として第一に、私達の強みであるマーケティング力・販促力を最大限に活かせる事業だったからです。この事業体はフードサービスでありながら、「プル型マーケティング事業」の側面を持つ「デリバリー事業」だったからです。
この事業がユニークで可能性に満ちている理由の1つとしてあげられることとして、店舗販売でありながら、立地条件に左右されないこと。つまり「出店場所は一等地でなければならない、ことはない!」というところに、この事業の経済性・ユニーク性(ローリスク)があり、その上この事業には、積極的な販売促進を実施することによって、たった20坪の店舗でも年商1億円を上げる可能性(ハイリターン)もあります。
また、1990年代、すでにアメリカでは「ピザの宅配事業」は、市民権を得て一般的になっていたものの、日本においては、まだまだ認知度・利用度という面ではともに低く、競合他社店舗もけっして多くはなく、過当競争というビジネス環境ではありませんでした。
「ピッツァのデリバリー」という新しいライフスタイル(食べる楽しさ)、商品の専門性、事業のユニーク性がありながら、しかも、潜在市場規模が大きく競合が少ない。
「こんなビジネスチャンスが目の前にあるじゃないか!」私たちシーネットは、こんな可能性に満ちたピザ宅配事業に、小さな会社としての将来を見出し、高槻市に第1号店を出店したのです。時まさに1993年6月4日。これがシーネットの原点です。
そして、私たちはこの事業を経営基盤(基幹事業)として、次の「新しい夢(新規事業開発)」をみるための社内環境づくり(人・資金・実践ノウハウづくり)を今日まで行ってきました。