飲食店の多くが、「高効率・低価格でのサービス」を提供する方向に進みつつある中、
私たちロッソは効率と価格を追いかけるのではなく、
「食のすべてを楽しんでいただく」という飲食店本来のあり方を追求してきました。
そこには、これからロッソが進むべき方向についての、確固たる指針があります。
それは、一定の枠に収めた店舗展開を進めるのではなく、
私たちが「こうあるべきだ」という理想を想定し、
さらにお客様が「こんな店があればいいな」と感じる、
潜在的なニーズをカタチにした「お客様にとってより快適な食の提供」という考え方です。
たとえばロッソでは、
同程度の規模を持つ店舗に比べてキッチン・ホールともに約1.5~2倍のスタッフを配置し、
店内の隅々にまで目配りできる体制を整備。特に専門性が求められるキッチンには、
社員スタッフを多く配置することで、安定的にハイレベルな料理を提供しています。
そんな「飲食業の常識」にとらわれない取り組みは、そうすることがお客様にとって
理想的な環境の実現に必要と判断した結果です。
その一方で、事業を進める上で不可欠な収益については着実な成果を残し、
健全経営を続けてきました。
このように、飲食店の「あるべき姿」を見据えてトータルな対応力を高め、
お客様のご期待に応える力、
それこそが私たちの強みだと自負しています。
ロッソはこれからも、飲食店に求められるスタイルとクオリティを追求する、
お客様から寄せられる期待を決して裏切ることのないレストランであり続けます。